せかいのはしっこ-協力隊日記-

JICA青年海外協力隊 2019-3次隊(2021-7)ジンバブエ共和国派遣。(COVID-19により出国遅延。2021/08〜)コンピュータ技術。2023/8/3~延長期間へ。教員養成校にて、PC/NWの修理/管理や授業等で活動中。

無事カエルということ

こんにちは。らふです(ノ・∀・)ノ
「無事カエルということ」

 

人は健康あってこそ
いつも変わらぬ生活ができ
遊ぶことができ
仕事ができる。
実は一番大切なものは健康。
では健康であるために、
日々生きるために、というと
そもそも論、命があること。

 

JICA海外協力隊、大前提として
無事(日本へ)カエルことが大切。

 

世界情勢はいつ変わるか、いつ何が起きるかわからない。
ウクライナ、ロシア
イスラエルパレスチナ

こういうことだけではない。天災もそう。
ロッコで起きた地震とか
先日日本で起きた噴火とか
津波とか台風とか川の氾濫とか

 

世界的なパニックとなったコロナウイルスとか
場所によってはあるような、でも命に関わる病気、
マラリアコレラ狂犬病、高山地域の病とか

交通、治安とか
暴漢、テロ、交通事故、選挙とか

 

自分の国の情勢が安定しているから大丈夫、
なんてことはないと思う。
政府間の関係が良好なのか
歴史的に国家間がどういう関係だったのか
貿易関係は?
領土問題、
植民地の背景、独立の背景、民族間の関係
全てが関係してくる。

 

JICA海外協力隊員になって
これまで何人もの方々が殉職されたのを知った。
関係者が殉職された隊員の話を本にされているのもある。
同じことが起きないように、
教訓を培って、次の隊員へと引き継がれ
その為に渡航前に安全講習を受け、
実際に起きたらどう行動するか練習もする。

それでも何が起きるか何て予測できないし
日本で何十年も過ごしてきたから
赴任したからといって、
突然とっさにあるべき行動をとれるかは
正直自分自身わからない。
いつ誰に起きるかわからない。

 

協力隊だけじゃない。
JICA
ユニセフ
国連
難民を助ける会
大使館
NGO
世界で働いている日本人はたくさんいる。
皆、無事カエル、無事でいることが大事だと私は思う。

 

他国での訃報を聞いて
たぶんお会いしたことのない方だけど
そんなことは関係なくて
同じように海外で活動している身として
耐えられない気持ちになった。
日本で帰国を待っていたご家族、友人、関係者、
私以上に張り裂ける気持ちだろうと。
そんなことがあっていいのか、と。
殉職された人はその時どんな思いだったのだろう。
苦しくて苦しくてならない。

 

でも日本にいたからと言って100%安全ではない。
途上国、先進国、そんなくくりは関係なくて
ただただ自分の命は自分が守ることを常に意識して
行動しなければならない。
確かに、仮に比較するならば日本より治安は悪いかもしれないが
我々は死にに来たのではなく
それぞれここで活動したいと思うことがあって来た。
ほんとに無念でならない。
これまで志半ばで亡くなられた方々の思いをしっかりと心に刻み
残りの任期を全うして
無事カエル🐸をしようと思う。

 

その暁には、
二本松訓練所に無事カエルしたことを報告に行きたい。

二本松訓練所の無事カエル
待っててよ

では(@^^)/~~~