せかいのはしっこ-協力隊日記-

JICA青年海外協力隊 2019-3次隊(2021-7)ジンバブエ共和国派遣。(COVID-19により出国遅延。2021/08〜)コンピュータ技術。2023/8/3~延長期間へ。教員養成校にて、PC/NWの修理/管理や授業等で活動中。

828日目の私が赴任当初の資料をみて蘇ること

こんにちは。らふです(ノ・∀・)ノ
「828日目の私が赴任当初の資料をみて蘇ること」

 

まだ帰国ではないけども
そろそろ要るもの要らないものがはっきりしているので
部屋の掃除を。

 

赴任した頃に配られて説明された資料が出てきた。
当時は右も左もわからず
おんぶにだっこな状態だったなぁと感じる。
赴任して1.5ヶ月?くらいに
JICAが所要で配属先に来た時には
久しぶりの日本人やJICAナショナルスタッフに、
親が来てくれたかのような安心感に
包まれたのを覚えている。
あの時はまだ日本人と過ごすことが心地よかった。

今ではジンバブエ人と過ごすことが心地良い。

 

資料を見返すと、
「日本人であることの自覚」、
「この人が派遣されてよかった」と思われるように、
良い活動を行うためには人々との良好な人間関係構築が必要不可欠等
記載されており、
私がこれまでどうだったかを判断するのはジンバブエ人であるが
当時は私自身、この3点の責任、重圧に負けそうだったのを
よく覚えている。

今見れば懐かしい。あの当時は重圧だった

特にこの828日を過ごしている中でも
配属した初日からの9日間の断水が私の経験上MAXであり
赴任したてなので貯水はゼロだし
節水ノウハウないし、
貯水するための容器もなんもないし
どこで水汲めるのか、
汲めてもその水はどこまで使えるのかもしらないし
(飲んで良いのか、沸騰すれば料理に使って良いのか、
洗濯とかだけなのか)
赴任したときは学校が休暇期間で
誰にどうヘルプしてもらえば良いかもわからず
(校長には報告していたが、
「今日技術者来るから明日出るよ」が続いて
「え?まだ出てないよ!まだ出てないよ!」という不安感)
あの頃は苦しかったなぁ.....🙃

みんな私をどう思ってる?

配属先は広くて
何がどこにあるのか迷路だし
ジンバブエ人は皆同じ顔に見えるし
名前は難しいし
活動をどうスタートしたら良いのかわからないし
カウンターパート(CP)がどういう人か分からないし
語学はつたないし
ICTの海賊版の環境に慣れないし
全てが不安だし、
できないことが多すぎてヘルプしてもらうことも多くて
一週間経つ度に
CPにごめんね、ありがとうってメッセージ送って

 

そんなCPもJICAボランティアのCPになるのは初めてで
私がどんな人物で
日本はどういう文化で
私は活動面で何ができて
というのを知るために、いつも探ってくれて
「今晩はなに作るんだ?(ちゃんと食べてるか)」と
いつも聞いてくれたり
あの当時は2日一回くらい晩御飯を作りあって
日本料理→ジンバブエ料理→日本料理ってしあって
食べながらジンバブエや日本の文化を説明しあって
活動こういうのはどう思う?とか
当時はほんとにつたない英語で
それでも必死に聞いてくれて、
私に極力喋らそうとしてくれて
金曜の夜は、ジンバブエでよく見るような映画を見せてくれて
土日は、何してるんだ?暇なら学校案内しようか?とか
色々時間を割いてくれて

 

800日以上過ごしてみて、
第2ビジネスとかして、
生きること、家族を養うことにどれだけ忙しいか
よく分かったからこそ、
あの当時、私にあれだけ時間を割いてくれていたことの凄さに
頭が上がらない。

 

声を大にして言いたい。
ほんとに心の底からありがとう。
たぶん任期最後になるんではないかであろう
土日の音楽イベントにCPは誘ってくれて
(音楽イベントは頻繁にあるわけではないから)
最後になるだろうから、これ一緒に行こうって。
感謝につきる。

では(@^^)/~~~