せかいのはしっこ-協力隊日記-

JICA青年海外協力隊 2019-3次隊(2021-7)ジンバブエ共和国派遣。(COVID-19により出国遅延。2021/08〜)コンピュータ技術。2023/8/3~延長期間へ。教員養成校にて、PC/NWの修理/管理や授業等で活動中。

協力隊活動623/730日目

こんにちは。らふです(・ω・)ノ
「協力隊活動623/730日目」

 

起床時には電気がなかったので
9:20からジェネレータ稼働。
昨日のconfigしたWi-Fiが機能することを確認。
同僚に報告するもどのようにconfigしたのか
資料を作るように言われたので大変だ💦
②図書室のデスクトップのメモリ甘挿しを直して

勤務前に早く起きて、ジンバブエでは初の靴洗い。(いまさらかーい)
干す場所も特にないので、もしかしたらなくなるかもしれないが
家の前の外で天日干し。
洗う環境も日本と違うので、簡単ではない。
ピンクの運動靴は2014年頃から履いているので
ジンバブエを去るときにさようならするって決めてる。

③pc室1とscienceにてPOE入れ替え。
これにより当初pc室1に3つあったPOEがPOE SWになったことでスッキリ✨️
science側も1つしかPOE必要じゃないのに
POESWだったので置き換えによりスッキリ🙌
④adminにてネットワーク接続方法教えて
⑤admin2とscienceにてSW入れ替え。
5本しかLANがないのに24ポートのSWなんていらぬ。

admin2にてのbefore after。

こんなにもすっきりした

⑥scienceにてLAN作り直し。8本程。
ジンバブエの配線はなぜか、ものすごい余剰を作ってLANを作るので
ネットワーク環境が汚くなって仕方ない🌀🙄
その余剰が活きたところをみたことがないので、短く切った🤣
そしてバラバラ配線されてたLANを結束していたら
天井近くに新たなLANの束を見つけて
ほんとにこういう配線を理解できない。
ってことでバッサリカット✂️

before。
上からLANがばらばらにおりてきて、乱雑で汚かったし
謎のLANの束とか、もうはちゃめちゃ。

after
スイッチを小さいのにしたことですっきり。
上からおりてきているLANも束ねて。まだ完成形ではなく、もっとスッキリする予定。

こういうLANの束が天井近くに隠れていた。
少しは余剰おいておくのは理解できるが、こんなに余剰つくる意味ってなに。
こういうのがスイッチボックスにもあるし、学校の至る所にあるが
それを作業し始めたら、キリがないので、さすがにしませんが
こういう風に私が簡単に綺麗にできるような場所に束があるものはばっさり切って綺麗にする。

scienceのLANを綺麗にした結果
こんなにものLANがあまった。
LANを買うのも簡単ではないはずなのに、なぜ大量の余剰をつくるのか。
なぜ節約しようとしないんだろう。
teloneもめちゃくちゃな余剰をつくる。
同僚の会話からいつも思う。節約って考えがないよなって。

⑦同僚に頼まれた生徒laptopのバックアップするも
500GBのlaptopに430GBも詰まっているので
簡単に終わるはずもなく放置✋️
12:15にジェネレータストップ。

 

あれこれ作業していたら
先週頼まれていたセキュリティスタッフのlaptopを取りに来たらしく
本気で私に暇をくれ、という感じな具合に作業できておらず🌀
今日中にしないといけなくなった。
他にも作業中に、生徒からヘルプ呼ばれたがいけるはずもなく。
長期休暇ってこんな感じなの?

 

図書スタッフが、私が髪につけている
100均一で買ったデカイヘア留めがほしいらしく
3本セットでまだ家に2個あるのであげたら大喜び😇

環境活動している体育教員に呼ばれて。
water berryというフルーツらしい。
後味は苦みが強いが、美味しかった

15:30にジェネレータ再稼働。
⑧図書室のLANをラベリング
⑨ADMIN2のLANを作り替えていたらあることが発覚🥴
Telone、規則通りのLANの作り方をしていない。
凸を反対しLANの先が作られていることにていることに気づき
通りで疎通しないか💦

図書スタッフがadminにて先週ファンタ配ってたよって教えてくれて
今更ながら受け取りした。やったー!

同僚と話をしたら、考え方が違うことが発覚。
私はネットワーク構築が最優先だと思った。
学校全体に利益のあることだし
個人的なlaptopなんて、教員/スタッフ/生徒/そしてそれぞれの子供のものまで
対応しないといけないし、1人1台でもなく複数台持っている人もいる、
古いのを直したり、新しいlaptopを買ってきてセッティングも頼まれて、
キリがないから私は極力後回しにしてきた。
そこに私の全時間使われたら、この学校として何が残るのか分からなかったし、
何のためにきたのか分からないと思った。

 

ジンバブエ人の考えは
ネットワークは一気にやれるもんじゃないから、
ゆっくり毎日でもやればいい。
laptopはそのときにヘルプがほしい人が来るのだから優先される。
もちろん教員は生徒より優先される。
その中で更に優先度が高いのは、来客のlaptop。
すぐ直すことで、ここのITは素晴らしいと噂になるから。
最も優先度が高いのはadmin。

もちろん重大なネットワーク障害が起きたら
そのときによって優先順位は変わるが。

 

adminが優先度高いのは理解するが
来客や生徒等のlaptopが順番高めとはなぁ。
修理に関してとりあえず預かって、終わったら連絡するから、と伝えても
「終わった?」「終わった?」と確認しに来るのもジンバブエの文化らしい。
同僚は「まだだ」と伝えれば良いというが
私には「終わったら連絡する」といってるのに
「まだ?」と一日に何度も確認しに来られることがストレスでストレスで半端ない。

 

だから去年の5月のプレゼン時に、
仕事量が多すぎるから、
何をすることが根本解決に導いていて大切なことか、判断してほしい。
公共資産のネットワークか個人的なlaptopどちらが大事と思いますか、
と聞いたら、どちらも、とHODが答えたのか。
今更分かった。
今年になって、新入生に私を紹介するときも
PC室専属の技術者として紹介された意味もようやく分かった。

 

ネットワークという基盤が整ってないと他も進まないからと
私が誤解して、土日も休暇もできる限りの時間を割いてきたのは
何だったんだろうか。
やらなくていいことをしてるわけではないが
私の思いは空回りしてたのかなー、なんて。
ジンバブエの学校のITって
日本で言う町のIT機器修理の何でも屋さんなのか、と今更分かった。

 

終わったら伝えるって言ってるのに確認しにきたり
ヘルプが毎日飛んで止まないのも
私にはストレスに感じるし、慣れられない、と伝えたら
「そりゃ難しいでしょ、だから何でもやる前に、これから
なにするのか相談しろと言ってるんだ、優先順位があるから」だとさ。
上からの指示/許可が降りないと動けないのは大変やりづらい。

 

学校の技術者ではなく、町の何でも屋さん、と思えば
気が楽になるかもしれない。
それって本当に学校のためになってるのかは、もう知らないでおこう。
それが文化なのだから、文化に従って働くしかない。
私はただ学校のために、とんでもないヘルプに対して
根本解決しようと勝手に働きすぎていたんだ。
誰もそこまで求めてなかったのかもしれない。
町の何でも屋さんなら、何故隊員が要請されたのかは分からないが。

17:35にジェネレータが止まり、復電。
では(@^^)/~~~