せかいのはしっこ-協力隊日記-

JICA青年海外協力隊 2019-3次隊(2021-7)ジンバブエ共和国派遣。(COVID-19により出国遅延。2021/08〜)コンピュータ技術。2023/8/3~延長期間へ。教員養成校にて、PC/NWの修理/管理や授業等で活動中。

受け入れる気持ちと変えようとする勇気

こんにちは。らふです(ノ・∀・)ノ
「受け入れる気持ちと変えようとする勇気」

 

この約840日間(2年間以上)、
山あり谷ありで決して簡単な道のりではなかった。
でも全部ひっくるめて協力隊、草の根だと思っている。
今でもたくさんの壁があって、
変えることのできないものを受け入れる気持ちと
変えることのできないものを変える精神力?勇気のバランス。


未だに異文化の環境で理解しづらいことはあるし、
精神的に安定していられないこともたくさんある。
2年以上ここで活動したからと言って、
容易に事が全てうまく進められるようになったとは言えない。
それでもほんの少しずつほんの少しずつ前に進んでは後ろに下がって、また進んで、
という感じで進めて(前に進んでいるのかは分からないけど)、
CP(カウンターパート)は私が今どんな気持ちか全て悟るようになった。
SAD FACEなのかSAD & ANGRY FACEなのか、HAPPYなのか、
絶妙な違いも全て読み取られるようになったし、
何が原因で私をそうさせているのか、知ろうとしてくれて、
(それが私が満足できる回答でないことは多いが。)
お互いに納得できないことがあっても、CPは歩み寄ろうとしてくれる。
そこにはこれまで私も果敢に取り組んできた道のりがあるからだと思う。

任期中にこんなPC室作れたら良かったな。

そして2年間成功も失敗もしながら、異文化交流しながら、
ジンバブエ人との絆、人間関係をよりよく過ごそうと努力しながら、
活動を進めることに注力したからこそ、延長の話を頂けたと思っているし、
協力隊活動の集大成として全教員養成校のICT課を配属先に呼び、
ICTワークショップを開催(予定。延期が続いている)し、
ジンバブエのICT底上げを狙うことができるようになったと思っている。
ワークショップはCPと私が協力して2人で行う。

 

それがゴールではないけれど、活動始めた2年前は想像もできなかったイベント。
他校でICT TechnicianのTendai(現地の私の名前)はチラホラ噂だそうで
今任期最後の出張に第4都市へ行ったが、
出張先の大学ICT課の教授が私を知っていて、驚きと笑いしかない。
任期がそんなに残りないことに実感は一切ないけど、
こうやって新隊員へ引き継ぐものなんだなぁと思う。
(後任は決まっていないけど、職種関係なくジンバブエに来る隊員に、という意味。)
ジンバブエにはなかなか定期的にコンピュータ技術が来ないけれど、
どうか私の後、また全国のICTの底上げができるようになるといいな。
この国に来て、学びばかりで本当に良かった。
ジンバブエは私の宝物。あと少し、踏ん張ろうと思う🔥💪


では(@^^)/~~~